ベトナムの高校6校から選ばれた生徒9人からなるベトナム代表チームは、シンガポールで7~10日に開催されたロボット競技会「ファースト・グローバル・チャレンジ(FIRST Global Challenge=FGC)」に参加し、「ファースト・グローバル・ウィニング・アライアンス(FIRST Global Winning Alliance)」で金メダルを獲得した。FGCでベトナムが金メダルを獲得したのは初めて。ベトナムチームはソーシャルメディア賞も受賞した。
(C) qdnd |
FGCは、毎年異なる国で開催される高校生を対象とする世界最大規模の国際ロボット競技会で、世界各国から1チームずつ出場する。各チームはロボットを製作・プログラミングして競技に臨んだ。
今年は191か国・地域のチームが参加した。大会テーマは「Hydrogen Horizons(水素の地平線)」で、世界的に多くの人の関心を集めている課題となった。
FGCに参加する生徒を選出するため、国内ではロボット製造競技会「ベトナム・ロボティクス・チャレンジ(Vietnam Robotics Challenge)」が開催され、全国から66校が参加した。このうちハノイ市、北部紅河デルタ地方フンイエン省、同ハイフォン市の6校から生徒9人が選出された。