- 科学技術省、4本の法律改正に注力
- 科学技術法改正、実状に合わせる必要
- 宇宙・衛星技術戦略も重要視
科学技術省事務局長 兼 報道官のドー・タイン・ロン氏によると、同省は今年、科学技術とイノベーションの分野で4本の法律を改正・補足する法案の策定に注力する予定だ。
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技術基準・標準法を改正・補足する法案は、1月中に政府に提出し、5月開会の国会に上程する。また、科学技術法の一部条項を改正・補足する法案、製品品質法の一部条項を改正・補足する法案、原子力法改正法案の3本の法案を策定する。このうち最も重要なのは、科学技術法の一部条項を改正・補足する法案を策定することとなる。
科学技術法はこれまで、科学技術活動の管理やイノベーションの継続などのための十分な法的根拠を構築する上で重要な役割を果たしてきたが、施行から10年を経て、実状に合わせて改正・補足する必要が生じていた。
また、科学技術省は科学技術法の改正・補足法が施行されるまでの間、課題を解決するために必要な重要政令を含む5本の政令案を策定し、政府に提出する予定だ。さらに、科学技術分野の公布済みの各戦略の実施にも取り組む。特に宇宙科学技術と衛星技術の開発・応用戦略は重要なため、策定計画を政府に提出している。