ランソン省の地質公園、ユネスコの世界ジオパークに認定

2024/09/11 14:47 JST配信
  • ランソン地質公園が世界ジオパークに認定
  • 21年設立、省面積の約58%を占める公園
  • 25年にチリで認定証の授与を受ける予定

 東北部地方ランソン省文化スポーツ観光局は8日、「ランソン地質公園(Cong vien dia chat Lang Son)」が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界ジオパーク」に認定されたと発表した。

(C) vietnamplus
(C) vietnamplus

 8日に東北部地方カオバン省で「第8回アジア太平洋ジオパークネットワークシンポジウム」の一環として開かれた、ユネスコ世界ジオパーク評議会による会合で、ランソン地質公園をユネスコの「世界ジオパーク」として認定する投票が行われた。

 2021年に省人民委員会によって設立されたランソン地質公園は、バックソン郡、チーラン郡、フウルン郡、ロックビン郡、バンクアン郡、ランソン市、ビンザー郡、カオロック郡に広がる4842.58km2の地域で、省面積の約58%を占める。

 世界ジオパークとして認定されたことで、ランソン省が地質遺産、文化遺産、歴史遺産、考古学遺産、生物多様性、また省の独特な景観を管理・保護・発展させるためのリソースをさらに集中させ、強化するチャンスとなることが期待される。

 同地質公園は、2025年にチリで、世界ジオパークの認定証の授与を受ける予定だ。

[VietnamPlus 19:19 08/09/2024, F]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 情報通信省はこのほど、ベトナムにおける国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界ジオパーク」の情報周...
 南中部高原地方ダクノン省の「ダクノン地質公園(Cong vien dia chat Dak Nong)」が、国連教育科学文化...
 東北部地方カオバン省の「ノンヌオック・カオバン地質公園」が12日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の...
 東北部地方ハザン省の「ドンバンカルスト台地」が、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の支援で設立さ...

新着ニュース一覧

 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療...
 米グーグル(Google)と財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)は18日、ベトナム国内での...
トップページに戻る