作曲と語学の天才 越僑少女ウェンディ・ボー

2009/11/29 06:44 JST配信

 ウェンディ・ボーは、多くの言語を使いこなしこれまでに44作品の曲を創作している注目の少女。ウェンディのベトナム名はボー・ティ・ゴック・ジエム、1999年7月20日に米国ノースカロライナ州シャーロット市で生まれた。小さいころから音楽が好きで、さまざまな楽器に親しんできた。両親は娘の音楽への関心の高さを見て、4才のときから音楽を習わせ始めた。

 その後1年も経たないうちにウェンディは曲を作り始めた。そして最近、6歳から7歳にかけて創作した14曲を収録したアルバム「ウェンディ・ザ・スーパーキッド」を発売した。その中にはベトナム民謡風の曲もある。なぜそんなに幼いころから曲を書くことができたのかと問うと、母親がいつも音楽を聴かせてくれていたからだという。こうした業績を評価されてウェンディは2007年11月、米国作曲家作詞家出版社協会(ASCAP)の最年少の名誉会員になった。

 音楽の天賦の才能に加え、ウェンディは語学の才能にも長けている。彼女はベトナム語、英語、フランス語、日本語、ロシア語、ポルトガル語など11の言語を話したり聞いたりすることができる。2歳のときにベトナム語、英語、中国語を話し、3歳になるとフランス語、日本語、ヒンドゥー後、ロシア語、広東語を覚え始めた。複数の言語を同時に学ぶ秘けつは、幼児のころから学び始めたことと、父親の歯科医院を訪れるさまざまな民族の人たちと常に接していることだという。

 周りの人たちは彼女のことを神童だというが、彼女自身は有名になりたいとも音楽で賞を取りたいとも思っていない。彼女が望むのは、好きな音楽をやりながら他の人を助けるような有意義な仕事をすること。「お医者さんと音楽家になりたい。お医者さんになって病気の人々を助けたいの」。毎日ピアノの前に座って新しい曲を作りながらも、ウェンディの生活は他の子どもたちと何ら変わらない。新しい服やケーキを買ってもらうのが大好きな女の子だ。

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