12月4日開催｜【日本人が知らない】ベトナム市場の真実と日系企業の経営課題... (PR)

　FIFAワールドカップ2018ロシア大会の際は、開幕直前までベトナム国内での放映権が取得できずにサッカーファンをやきもきさせたベトナム国営テレビ局(VTV)だが、来年開催されるUEFA 欧州選手権(EURO) 2020は早々に放映権取得に成功した。

(C)　dantri

　サッカー国際大会の放映権料は、年々高騰を続けており、放映権の取得が難しくなっている。昨年のワールドカップでは、VTVは地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)の出資協力を得て、大会開幕1週間前というギリギリのタイミングで放映権を取得した。

　VTVはこれを教訓として、もう一つのサッカーの一大イベントであるEUROでは、早期に交渉開始して、大会が始まる1年前に放映権を取得することに成功。これにより、VTVは地上波、ケーブル、衛星放送、IP放送、インターネット、モバイル放送などを通じてEURO 2020を国内向けに放送することが可能となった。VTVはグループリーグから決勝までの全試合を生中継・録画放送する。

　UERO 2020は2020年6月12日から7月12日にかけて開催される予定。第16回目の開催を迎える今大会では、特定の開催国を決めず、史上初めてヨーロッパ12か国の各都市で分散開催する。なお、開幕式と今大会の第一試合はイタリアのローマで開催することが決まっている。