ホーチミン:3~5つ星ホテル宿泊料、10%下落

2010/12/17 12:54 JST配信

 ホーチミン市文化スポーツ観光局によると、今年同市を訪れた年間外国人観光客数は約310万人(推計)と昨年より20%増加したが、3~5つ星ホテルの宿泊料は10%下落し、1泊当たりの平均宿泊料は98ドル(約8200円)になっているという。15日付サイゴンタイムズ紙電子版が報じた。

 宿泊料下落の主な原因は、3つ星と4つ星ホテルの客室数が増加したためとみられている。市内の3~5つ星ホテルは昨年に比べ12棟(客室数は計約900室)増え、現在は68棟(客室数は計約9230室)になっている。ただ、3~5つ星ホテルの客室稼働率は67%に達している。ちなみに市内の全ホテル数は785棟で、客室数は約2万4000室。

 5つ星レックスホテルのタオ・バン・ゲ支配人は「コストは増加しているが、今年は宿泊料を昨年に比べ5%引き下げた。観光市場の本格的な回復はしばらく望めそうもないため、来年もこの宿泊料を維持することになるだろう」と話した。

[Saigon times online, 15/12/2010, 16:54 (GMT+7), O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 旅行関連オンラインサービスの米プライスライングループ(The Priceline Group)が運営する航空券・ホテ...
 各旅行会社の統計によると、国内を旅行する際にベトナム人の60~75%は3つ星ホテルを選ぶ一方、外国人...
 サヴィルズベトナム(Savills)はこのたび、不動産市場に関する定期報告を発表した。13日付サイゴンタイ...
 観光総局はこのほど、2010年の外国人観光客数が年間計画の450万~460万人を上回る、過去最高の505万人...
 不動産仲介大手CBリチャードエリス(CBRE)ベトナムによると、第2四半期(4~6月)のハノイ市の5つ星ホ...
 ベトナムの各高級ホテルの昨年の宿泊料金は前年に比べ平均31.9%下がっているが、ホテル側はその他のサ...
 不動産仲介大手CBリチャードエリス(CBRE)ベトナムによると、今年第1四半期(1~3月)のハノイ市の5つ...
 ホーチミン市文化スポーツ観光局によると、同市内にある3~5つ星ホテルの今年の平均宿泊料金は108.7米...

新着ニュース一覧

 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハ...
 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
トップページに戻る