東北部3省(ラオカイ省・フート省・イエンバイ省)の文化スポーツ観光局は15日、3省が今年共同で実施する観光プログラム「起源に帰る観光2011」を発表した。15日付サイゴンタイムズ紙電子版が報じた。
観光の中心となるのは、トゥオン寺~バオハー寺(以上ラオカイ省)~ドンクオン寺(イエンバイ省)~アウコー寺(フート省)を訪れるホン川(紅河)沿いの寺巡りと、世界でも有数の美しい棚田として知られているギアロ、ムーカンチャイ(イエンバイ省)~サパ、バットサット(ラオカイ省)~元陽(中国)と約200キロメートルにわたって連なる棚田を巡るツアーだ。
イエンバイ省人民委員会のファム・タイン・チャー副主席によると、3省では2005年から共同で観光事業に取り組んでいるという。今年の観光プログラムの主な内容は▽開幕イベント(26~28日、イエンバイ省ギアロ町)▽トゥオン寺祭り(16~18日、ラオカイ市)▽サパ雲の上祭り(4月30~5月4日、ラオカイ省)▽フン寺祭り(4月6~12日、フート省)▽バックハー伝統競馬オープン(6月27~28日、ラオカイ省)▽タックバー湖の響き祭り(6月、イエンバイ省)――など。