カンゾー観光都市株式会社は27日、ホーチミン市カンゾー郡にて建設を計画している「サイゴン・サンベイ(Saigon SunBay)」観光都市案件を展開するため、ダイフーザー・サウスコンストラクション社(シンガポール・ベトナム・韓国の合弁会社)と総額1兆0600億ドン(約41億7300万円)のカンゾー海岸埋め立て工事パッケージ契約を締結した。27日付サイゴンタイムズ紙が報じた。
同案件は海面600ヘクタールのうち400ヘクタールを埋め立て都市として造成。残りの200ヘクタールを人口海および海水浴場とするもの。投資総額は14億米ドル(約1132億円)、建設完了は2015年、運営開始は2018年を予定している。
同案件の投資主は、サイゴン観光総公社(サイゴンツーリスト)、サイゴン・インベストメント・グループ(SGI)、カンゾー観光都市株式会社の3社。完成すれば同案件はリゾート・ホテル、商業センター、海水浴場、高級別荘住宅などを含む海洋観光都市となる。