ベトナム航空(VNA)は14日、ディン・ラ・タン交通運輸相及びベトナム航空局、航空各社との間で開かれた会議において、国内線航空運賃の上限額の再引き上げを提案した。15日付ハノイモイが報じた。
この案によると、国内線航空運賃の上限額は1.5倍に引き上げられる。再引き上げの理由について、VNAのファム・ゴック・ミン社長は「投入コストが大幅に上昇している中、航空運賃の上限額を引き上げなければ、航空各社は経営を維持することが難しい」述べた。
タン交通運輸相は、VNAに対して路線毎の引き上げ額算定など同案の詳細を詰めるよう求め、10月に同案を政府に提出する方針を明らかにした。
なお、財政省は今年4月、国内線航空運賃の上限額を20%以上引き上げることを承認している。