ベトナム航空(VNA)が11日に愛知県名古屋市で開催した旅行業界向けセミナー「4カントリー1デスティネーション(CLMV諸国(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)セミナー」において、大村秀章愛知県知事は「当該4か国は日本人観光客にとって、非常に魅力的な旅行先である」とコメントした。12日付カフェエフが報じた。
同氏は「愛知県がベトナム計画投資省との間で協力関係促進に関する覚書を締結したことを受け、同県の企業とベトナム企業間の経済交流活動が活発してきた。これまでにベトナムへ進出した同県の企業数は60社を数える。また、同県の大学に籍を置くベトナム人留学生数も増加傾向にある」と述べた。
VNA名古屋支店のゴー・ハ・ナム支店長は、「愛知県からの観光客を誘致するために、増便や新たな路線の就航を計画している。この計画が実現すれば、ベトナムへの日本人訪問者数は大幅に増加する」との見方を示した。
なお、前日の10日には、中部国際空港(セントレア)の4階イベントプラザにて、文化交流イベント「ハロー・ベトナム」が開催され、民族舞踊ショーやアオザイのファッションショー、トークショーなどが催された。