東北部フート省ベトチー市のフン寺歴史遺跡地区とその周辺地域で3月22日~31日(旧暦3月1日~10日)にかけて、ベトナムの伝説上の王であるフン王(雄王)を祭る2012年の「フン王祭り」が開催され、全国から600万人の観光客が訪れた。2日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
(C) Datviet 2012年フン王祭りの模様 |
旧暦10日に行われた、「フン王に線香を手向ける式典」には、グエン・シン・フン国会議長、ベトナム祖国戦線委員会のフイン・ダム委員長が参加した。この他、◇各省・市当局、◇フート省祖国戦線委員会、◇同省人民委員会、◇ベトナムユネスコ協会の代表者や、多くの越僑と観光客も式典に参加した。
また、同省文化スポーツ観光局のファム・バ・キエム副局長は、同省人民委員会が4月15日までに「フン王信仰」を無形文化遺産として国連教育科学文化機関(ユネスコ)に登録申請することを明らかにした。