北中部タインホア省人民委員会とベトナム航空(VNA)はこのほど、同省トスアン郡サオバン町に建設しているサオバン空港の軍民共用開始に合わせて、2013年1月1日から、ホーチミン~タインホア線を就航する計画を発表した。20日付ジエンダンゾアンギエップが報じた。
サオバン空港はこれまで軍用空港として使用されてきたが、今年5月に交通運輸省がベトナム航空局および関連当局に対し、同空港の軍民共用に向けて、空港の運用規定や路線就航計画などを作成するよう要請した。
VNAによると、ビン空港を経由してホーチミン~タインホアを移動する旅客は毎年6万~7万人に上っている。サオバン空港を利用した新路線の就航により、旅客数は15~20%増加すると予想されている。
なお、就航開始時点の運航は週4~5便、将来的にはデイリー運航とする方針。機材はエアバスA320型機およびエアバスA321型機を使用する予定。