ホーチミン市人民委員会は3日、同市1区、3区、5区の人民委員会に対して、同市警察と協力し、観光客を狙った犯罪・迷惑行為が多発している一部の地区への監視カメラ設置について検討するよう要請した。4日付ファップルアットが報じた。
市内では現在、観光客にしつこくつきまとう物乞いや行商人が多く、また、引ったくりなどの犯罪行為も増加傾向にあり、ホーチミン市の観光イメージを大きく傷つけている。監視カメラの設置は、これらの犯罪行為・迷惑行為から観光客を守り、同市の安全な観光を保証しようとするもの。
同市人民委員会はこの他、同市文化スポーツ観光局に対して、市警察、各レベルの人民委員会および関連機関と協力し、事件が発生した場合、すぐに現場へ駆けつけられる体制を整えるよう求めた。