ベトナム航空(Vietnam Airlines=VNA)は2016年から、ハノイ~ディエンビエン(西北部地方ディエンビエン省)線とハノイ~ビン(北中部地方ゲアン省)線の2路線の運航をVNA傘下のベトナムエアサービス社(VASCO)に引き継ぐ。
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これにより、VASCOは2016年1月1日より、ハノイ~ディエンビエン線を週14便、ハノイ~ビン線を週7便で運航する。出発時刻は変更なしで、機材はATR72型機を使用する。ただし、VNAも引き続きハノイ~ビン線を週7便で運航する。VNAの使用機材はエアバスA321型機。
これに先立ち、VNAは2015年にホーチミン~トゥイホア線及びホーチミン~チューライ(南中部地方クアンナム省)線、ハノイ~トゥイホア線の3路線の運航を、格安航空会社ジェットスターパシフィック(Jetstar Pacific Airways=JPA)に引き継いでいる。
なお、2015年年初10か月時点での国内航空会社の市場シェアは、VNAが前年同期比で▲9%減少する一方、ベトジェットエア(Vietjet Air)は同+6.9%増加、JPAも同+1.9%増加した。