あなたも気を付けて!ベトナムで観光客がかかりやすい5つの罠

2017/06/30 06:54 JST配信

 ベトナム全国各地の観光スポットでは、甘い言葉に騙され高額なお金を搾取される観光客が後を絶たない。以下は、是非気を付けていただきたい代表的な5つの例だ。

(C) Quoc Dung, VnExpress
(C) Quoc Dung, VnExpress

ダラット名産のイチゴ農園見学ツアー

 南中部高原地方ラムドン省ダラット市では、「イチゴ農園に行きたい」、「土産物を安く買いたい」という観光客の心理を利用した悪質なイチゴ農園見学ツアーが横行している。イチゴ農園を無料見学でき、イチゴを1kg当たり2万VND(約98円)と格安で買えると謳いながら、農園に行く前に土産物店に寄って観光客に高額な商品を買わせるという手口だ。

 あるツアーガイドによると、悪質な土産物店を運営しているのはマフィアだという。ツアーバスの運転手やガイドはその土産物店に寄るよう強いられ、従わなければ暴行されることもあるそう。

 実際には、一般的なイチゴ農園ではそもそも入園料は徴収しておらず、イチゴの販売料金は1kg当たり15万VND(約740円)とのこと。

ハノイのフオン寺(香寺)参拝者向け格安サービス

 ハノイ市では、市街地から60kmほど離れたミードゥック郡にある洞窟寺院「フオン寺(香寺)」に観光客の多くが車やバイクで訪れる。ここでは、駐車場に困っている観光客が悪質サービスの餌食となっている。

 サービスの内容は無料駐車やチケット代行購入のパッケージで、価格は2人で50万~70万VND(約2460~3450円)。しかし、実際に観光にかかる費用は入場料・ボート乗船料金・駐車料金を合わせても30万VND(約1450円)以下だという。

2大都市の靴磨きサービス

 ハノイ市やホーチミン市では、外国人観光客を狙った強引な靴磨きサービスが見かけられる。靴磨きをしている人の多くは若者で、外国人観光客にまとわりついて執拗に靴磨きや靴の修理を勧める。ニーズのない外国人観光客も半ば強引に靴を脱がされ、靴磨きが始まってしまう。しかし、被害者の多くは提示された料金を支払いやり過ごすため、被害届が出されていないのが現状だ。

行商の写真撮影サービス

 各地の観光スポットでよくあるのが、行商の無料写真撮影だ。写真撮影は無料としながらも撮影後に高額で商品を売りつけるというもの。通常なら1袋2万VND(約98円)のパイナップルも、写真撮影後には15万~20万VND(約740~990円)に跳ね上がる。購入を断れば、天秤棒とノンラー(Non La、円錐形の葉笠)の貸出料として3~5USD(約340~560円)、時には10USD(約1120円)を請求されることもあるとか。

格安ツアー

 格安ツアーの多くは魅力的なツアー行程に破格の料金を広告している。しかし、実際にツアーに参加してみると、広告にある訪問場所や体験などが減らされいることがあるようだ。または、広告にあるプランと実際の行程は同じではあるものの、旅行保険が含まれていない、ホテルが中心部から遠い、夜間の出発、古い移動車などその質が劣悪な場合も多い。

 これらの被害はオンライン予約のツアーで頻発しており、ツアーに参加して初めて広告内容と違うことが分かる内容もあるため、慎重な情報収集が必要だ。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 2月14日~19日(旧暦12月29日~1月4日)までの7日間のテト休暇にハノイ市を訪れた観光客の数は推定で前年...
 在ホーチミン日本国総領事館によると、ホーチミン市タンソンニャット国際空港で最近、日系旅行会社のガ...
 南中部高原地方ラムドン省ダラット市スアント村にあるハンコップ滝で24日午前10時頃、滝で遊んでいた外...
 在ホーチミン日本国総領事館によると、ホーチミン市1区ドンコイ通りで最近、日系旅行会社のガイドを名...
 ハノイ市内の観光にシクロを利用しようとした外国人観光客が、目的地とは違う場所で降ろされた上、事前...

新着ニュース一覧

 7日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが大型株の牽引により上昇し、史...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は5日から7日にかけてインドを国賓訪問し、ナレンドラ・モディ首相および...
 配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)は、5月8日より各種サービスの料金を+2~11%引き上げる...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市の中心部には、築140年以上の給水塔が今も存在している。この建築物は、19世紀末にフラン...
 インドネシアのフィンテック企業クレディボ(Kredivo)は6日、ベトナムのデジタル銀行ティモ(Timo)の買収...
 ベトナム国家銀行(中央銀行)によると、2025年末時点で15歳以上の国民の銀行口座保有率が約89%に達した...
 レ・ミン・フン首相はこのほど、戦略的技術および戦略的技術製品のリストを定めた決定第21号/2026/QD-T...
 インドにおける2026年1~3月期の電気自動車(EV)販売台数ランキングで、ベトナムのEVブランドがトップ4...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の子
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)によると、南部...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
 ハノイ市ドンアイン村の国家展示センター(VEC)で、5月13日(水)から15日(金)まで、「ベトナム国際広告設...
 科学技術省によると、全国における第3世代移動通信システム(3G)、第4世代移動通信システム(4G)、第5世...
 中国が南シナ海の一部海域を対象に5月1日から8月16日まで漁獲禁止令を一方的に発布したことを受け、ベ...
 「サイゴン・ザーディン市」が「ホーチミン市」へと市名を変更した1976年7月2日から、2026年7月2日で50...
トップページに戻る