ホーチミン市1区にある「ウインク・ホテル・サイゴンセンター(Wink Hotel Saigon Centre)」はこのほど発表された「MIPIM Asia Awards 2021」の「Best Green Development」で金賞を受賞した。ベトナムのホテルが受賞するのは今回が初めて。
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同ホテルは、鹿島建設株式会社(東京都港区)と地場デベロッパーのインドチャイナ・キャピタル(Indochina Capital)の合弁会社であるインドチャイナ・カジマ・デベロップメント(Indochina Kajima Development)が今年3月に開業。2016年9月に設立した同社は、ハノイ市や南中部沿岸地方ダナン市、ホーチミン市を中心に不動産案件を展開している。
MIPIM(Marché International des Professionnels de l‘Immobilier=不動産プロフェッショナル国際マーケット会議)は、1990年から毎年開催されている仏リード・ミデム社(Reed Midem)が主催する世界最大級の不動産博覧会。
このアジア部門である「MIPIM Asia」が2007年から毎年開催する「MIPIM Asia Awards」は、アジアの不動産業界で最も権威ある賞の一つで、アジアの不動産業界の「オスカー」とも呼ばれており、アジア太平洋地域の優れた不動産プロジェクトを11カテゴリーに分けて表彰している。
ウインク・ホテル・サイゴンセンターは、世界的に権威のある「International Travel Awards 2021」の「ベトナム最優秀建築ホテル」にも選ばれており、今年はダブル受賞となった。
同ホテルは、フランスの建築デザイン会社によって設計され、米グリーンビルディング評議会による環境性能評価システム「LEED認証」で、ベトナムのホテルとして初めてゴールド認証を取得している。