米グーグル(Google)の旅行需要分析サービス「デスティネーション・インサイト(Destination Insights)」によると、2021年12月初めから現在までのベトナム旅行に関する国際検索頻度の伸び率は+75%超で世界最大だった。
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ベトナムでは、3月15日から観光市場の開放・正常化を予定しており、入国条件なども緩和される見通し。
ベトナムに次いで、旅行先としての国際検索頻度の伸び率が高かったのは、◇チリ、◇ブルガリア、◇ニュージーランド、◇スリランカなどで、伸び率は+25~75%となっている。
ベトナム旅行に関する国際検索の伸び率を押し上げたのは、特に航空に関する検索で、年初から現在に至るまで急上昇を続けている。今年1月初め時点の航空に関する検索数は、前年同期の約3.5倍。2月初めと中旬には、前年同期のそれぞれ約5.3倍、約7.5倍に増加した。
ベトナム旅行に関する国際検索が多いのは、◇米国、◇日本、◇インド、◇ドイツ、◇英国、◇ブラジルなどの国々。
なお、旅行目的地の検索トップ10は以下の通り。
◇サイゴン(ホーチミン市)
◇南中部高原地方ラムドン省ダラット市
◇南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック島
◇東南部地方バリア・ブンタウ省ブンタウ市
◇南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市
◇ハノイ市
◇南中部沿岸地方ビントゥアン省ファンティエット市
◇南中部沿岸地方ダナン市
◇南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市
◇南中部沿岸地方ビンディン省クイニョン市