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カイラン水上マーケット(Chợ nổi Cái Răng):
水路が商品運搬のための唯一手段だった時代から続く水上マーケット。ハウザン省のフン・ヒエップ水上マーケット、ティエンザン省のカイ・ベー水上マーケットに並ぶベトナム三大水上マーケットの一つ。毎朝大規模な水上マーケットが開かれ、午前6時から8時ごろにかけてが商いの活発な時間。メコンデルタ地方産の果物をはじめ、農産物から家庭用品、手工芸品、肉、魚介類まで多くの商品を取り扱っている。テレビからバイクまでに至るまで様々な物舟に載せて住み込む住民もいる。 |
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フンヒエップ水上マーケット(Chợ nổi Phụng Hiệp、別名ガーバイ水上マーケット):
1915年に始まった歴史のある水上マーケットで、ガーバイ(Ngã Bảy)町にある。カントー市カイラン水上マーケット、ティエンザン省カイベー水上マーケットに並ぶ、「ベトナム三大最大水上マーケット」の一つ。早朝から午前9時頃にかけて大勢の客で賑わう。ドリアンやランブータン、マンゴスチンといった果物をはじめ、農産物、家庭用品、手工芸品、肉、魚介類まで様々な商品を取り扱っており、ヘビ、カメ、リス、トカゲなどの動物も販売している。 |
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マートック寺(Chùa Mã Tộc、クメール語:Wathseraytecho Mahatup):
400年以上の歴史を持つ由緒あるクメール建築の仏教寺院。約300万羽のコウモリが生息しているため、「コウモリ寺」とも呼ばれている。ここに生息しているコウモリの殆どは翼幅1~1.2メートルの大きなもので、中には翼幅が1.5メートルのコウモリもいる。
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サーロン寺(Chùa Sà Lôn、クメール語:Wath Sro Loun):
クメール建築の仏教寺院で、壁一面に陶器の欠片が飾られているのが特徴。1815年に建立され、1969年から1980年まで再建工事が行われた。
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ブーソン(寶山)寺(Chùa Bửu Sơn):
阿弥陀仏、弥勒菩薩、観音菩薩や孔子、玉皇大帝(道教の最高神)、老子、故ホー・チ・ミン主席、更には神聖な動物まで、数千体にも上る像が飾られている。境内にはこの他、直径1メートル、高さ2.6メートルの巨大なロウソク、高さ1.5メートルの線香などが飾られている。1928年から1970年までこの地に暮らしていたゴー(Ngô)族により建てられた。
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