黒船「カサブランカ」襲来~後編~

2015/08/04 15:58 JST配信

どうも、 サイゴンの西郷隆盛 、佐井です。

前回 までのあらすじ)

すでに姿を現している「ミラノ風ドリア」「カニクリームコロッケ」のデブメニューぶりに、とまどいを隠せない佐井。

しかし、注文から30分。

黒船「 カサブランカ 」名物、 「かき揚げ丼大盛り」 との格闘が、刻々と近づいてきていた。

いざ、決戦!

ゴルフの練習後、普通に昼飯食べに来ただけなはずなので、

嫌な予感がしてきた時、その 黒船 は、ついにやってきた。

背後から、激しい妖気を感じ振りむいてみると,

お姉さんが、何かとんでもないものを重そうに抱えてやってくる。

いやー、何度見ても大きいわねー(店員さん心の声)

サッカーボールよりふた回りくらいでかい!

それは、どうやら、かき揚げ丼の模様。

かき揚げ丼 「どやさっ!」

そして、「まさか・・・」と思いましたが、それはやはり、私の前に運ばれてきました。

佐井との大きさの比較を見てもわかる通り、とにかくでかい。

うしろのお姉さんもびっくり!

ちなみに、こちらのかき揚げ丼大盛りの値段は、

295,000ベトナムドン(約1650円) で、かなりリーズナブル。

原価構造は、やはり不明です。

ちなみに、サービス精神旺盛なお姉さん。

特盛り用のドンブリ も持ってきてくれました。

大盛りでもすでに十分巨大なだけに、これが大きいのかどうかも判定不能です・・・。

これが特盛りのドンブリよ♪

正直なところ、その大きさにすでに気持ち的にやつれ気味ですが 、

そこは デブのサガ で食べ始める佐井。

まずは かき揚げとご飯の分離 から。

と言うのも、かき揚げが大きすぎてご飯に到達できない。

分離後、かき揚げ丼

と言うわけで分離してみると、どんぶりには、ぱっと見、 3合以上のお米 が・・・。

いや、普通に食えるのか?

食べる前から、かなり緊張感が高まってまいりましたが、とにかく食べ始めることに。

佐井の表情も 「夢想転生を会得したケンンシロウ」 のように虚空を見つめています。

夢想転生を会得した佐井

いや、しかし、こんなにデカイかき揚げなのに 、サックサクで美味しい。

サックサク

いったいどうやって揚げたんだろうと、感心させられます。

それにしても、米が多い!

なぜ?! 食べても食べても減らない・・・

いや、減ってるのかもしれないが、減ってる気がしない。

そして、食べ進んでいくと、ドンドンかき揚げの脂っこさが佐井を苦しめていきます。

デジャヴ?! 食べても食べても減らない・・・

脂っこい、そして米が重い

脂質

糖質(炭水化物)

デブの必要絶対条件が両雄並びそろった、激しい苦しさです。

結局、かき揚げを1/3、米を1/4ほど食べたところで無念のギブアップ。

佐井は考えるのをやめた・・・

こんなにも圧倒的な敗北は久しぶりです。

心の準備もないままに挑戦したと言うのはありますが、激しい屈辱です。

汚辱にまみれながら、食べ物を粗末にしないことを身上とする佐井は、涙をこらえて店員に

「マンベー(持ち帰り)」 と告げました。

屈辱的完敗

その日の夜、屈辱に耐えながら、マンベーしたかき揚げを食べました。

そして、その夜、佐井は奥さんに泣き声が聞こえないようにシーツを噛んで声を殺して泣きながら寝たことは言うまでもありません。

著者紹介
佐井高志
ベトナム在住暦3年になる佐井家の旦那。通称「親方」
日本にいた頃にパワーリフティング、アメリカンフットボールをやっていたこともあり、とにかく体がでかい。ベトナムにいるデブを取りまとめる使命を自らに課している。
このコラムでは、デブだからこそのチャレンジをはじめ、ベトナムがデブにとって住みやすい国なのかどうかを身をもって徹底検証。2013年よりホーチミン市に在住し、2016年よりダナンへ転勤したのをきっかけに、コラムタイトルを『豚が如く~ホーチミン編~』から『豚が如く』に改題。目下、ダナンでデブを開拓中。
2016年11月日本へ帰国。
2018年9月再度ダナンに駐在。
豚が如く
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