ベトナムのリモートワークの現状について【VIETJO LIFEコラム:データでわかるベトナム】

2020/04/24 12:00 JST配信

(本記事は、2020年4月17日付け「VIETJO LIFE」で配信されたものです。)

ベトナムでも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として、ソーシャルディスタンスが浸透し、極力外出を控えることが求められるようになりました。多くの企業が、リモートワークなどの対応を強いられていますが、その現状についてベトナムで既にリモートワークを行なっているオフィスワーカーを対象に調査を実施しました(調査は4月上旬に実施)。

実際にリモートワークをしていますか?

現在、調査対象のリモートワークをとりいれている会社の中で 45%が常時リモートワーク対応 となっています。リモートワークになることで、日報や週報などの形で作業を求める会社が半数を占め、 12%の会社はオンラインでのミーティングを実施 するなどしてコミュニケーションをとっています。また、リモートワークをすることでメッセージングやメール、電話の量などはオフィスで仕事をしていたときと比較すると増加しているようです。

メッセージングツールは何を使ってる?

メッセージングでは、ベトナムではFacebook社の Messenger及びZaloの2つのサービスが人気 ですが、 主にリモートワークでのやりとりで利用されているのはZalo です。Messengerが友人などより多くの人々とのやりとりに使われるのに際して、Zaloはより仕事や密接な仲間の間で使われる傾向があり、リモートワークコミュニケーションにおける中心的なツールとして利用されています。

本文の続きはこちら → VIETJO LIFE「【第50回】ベトナムのリモートワークの現状について

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著者紹介
株式会社Asia Plus代表取締役社長 黒川賢吾

株式会社Asia Plus ( www.asia-plus.net )代表取締役社長。
NTT、ソニー、ユニクロにて海外マーケティングを担当。
2014年にAsia Plusを設立しベトナムマーケットリサーチサービス
「Q&Me( www.qandme.net )」を展開中


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