みなさんこんにちは! ホーチミンの「デブの極み男。」の嫁です。
テト(旧正月)が近づいてきて、周囲がさらに活気づいてきました。が、バイクや車の渋滞が激しくて、空気もなんだか悪くなっているような気がします。
© NgBK
そしてこの時期、何より気をつけなければならないのは、 「スリ」 や 「ひったくり」 。テトの準備やら借金の返済やらでたくさんお金が出て行くので、手っ取り早くお金を調達しようとする不届き者が大量に出没します。
ベトナムは凶悪犯罪は少ないですが、日本に比べるととにかく「スリ」「ひったくり」が多いです。道端でスマホを見ていてひょいっと持って行かれるとか、バッグを持って道を歩いていたらバイクに乗った人にひったくられる、とかならまだわかりますが、バイクに乗っている人のバッグを後ろからバイクで追い越しざまにひったくるって・・・どんだけ器用やねん!
そんなわけで、ベトナムで周りの人にひったくりについて聞いてみると、「被害に遭った」という話がたくさん出てきます。今回は、その中でも、ベトナム女性の友人Nちゃんに聞いた話を紹介しましょう。
うら若き女性がひったくられたものは・・・
Nちゃんが友人のAちゃんとバイクで出かけたときのこと。
Aちゃんはこの日、新しく買ったばかりのキラキラ輝く純金のネックレスをNちゃんにひとしきり自慢した後、別々のバイクを運転して、目的地へ向かいました。Aちゃんが先に走り、Nちゃんが後から付いていく格好です。
と、その時、バイクに乗った2人組の男が、Aちゃんのバイクに近寄り、軽く接触したかに見えたあと、そのまま走り去っていきました。
するとAちゃん、バイクを路肩に止め、大声をあげて号泣!!!!
Nちゃんはあわててバイクを止め、Aちゃんのところに駆け寄ります。
Aちゃん 「盗られた!盗られた!!」
なんと、買ったばかりの純金のネックレスをひったくられたと言うではありませんか!
でも待てよ、Nちゃんの首には、ちゃんとネックレスが・・・。
Nちゃん「落ち着いて落ち着いて。ネックレスちゃんとあるよ、ほら」
2人でバイクのミラーをのぞき込んで、ネックレスが無事であることを確認。ほっとして笑顔になったのもつかの間、急に頬をポッと赤らめたAちゃん・・・。
「あっ違う・・・。
間違えて、 ブラジャーの紐盗られた・・・ 」
チョーイオーーイ!!
間違えてブラの紐盗むって、不器用なんだか器用なんだかわからへんわっ!
いやまてよ、もしかして最初からブラ紐狙いの犯行だったのか???
というかんじで、ブラ紐はともかく、ネックレスもよくターゲットにされるようです。みなさん、身の回りのものには十分ご注意を。