どうも、10か月ぶりに日本・沖縄に入り、店員さんを呼ぶときに「エモーイ」と言ってしまった Double Wish Shinsuke です。
- 「エモーイ=em ?i」:ベトナム語で年下に対する呼びかけの言葉
さて、先日、よしもとが主催する国際映画祭 「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」 に参加するため、沖縄に4日間滞在しました。
この映画祭は、世界の映画祭と同様に、レッドカーペットや先行上映などがあるのですが、他の映画祭と違って沖縄全土で様々なお笑いイベントが行われる よしもと最大のお祭り なんです。
去年の3月に僕ら 「住みますアジア芸人」 の出発記者会見があったのもこの映画祭でした。
今年また、この映画祭に呼んでいただき、嬉しく思いました。
スケジュールも4日間仕事で埋めてもらえて、本当に光栄でした。
今回は 僕らの芸人として「素晴らしい仕事」っぷりを絶え間なく皆さんに放出したい と思いました!
初日、到着してすぐに、レッドカーペットを歩きます。
オープニングセレモニーです。
こんな大舞台に立てると思っていませんでした。
僕ら住みますアジア芸人の晴れ舞台です。
みんな凛としています。
約1年間、同志としてみんな頑張ってきました。
色んな方々に覚えて頂く、アピールする「素晴らしい仕事」です。
さぁ、いざ、歩きはじめました。
・・・・・・誰も見向きもしません。
そりゃそうです。
僕らが知られていないのもそうですが、 斎藤工さんと同じ時間に歩いたんですもの。
そりゃ、人々の目もカメラも全てそちらに行き、僕らだけ「急いでください」と誘導されますよ・・・
惨め・・・
いや、待ってください。
「素晴らしい仕事」みなさんに紹介します。ちゃんとあります!
その日の夜は、僕ら住みますアジア芸人だけのトークコーナーです。
ペナルティのヒデさん、品川庄司の品川さん、千鳥の大悟さん。
名前を聞くだけで、何をやっても拾ってくださる素晴らしい先輩です。
僕らもあの手この手と約1年間の集大成をそこで表現しようと気張っていました。
すると、出番直前にスタッフから
「押しに、押してまーす。一言、名前だけお願いします」
・・・・・悲しすぎる。悲しすぎますよ。
こんな惨めな話ないですって、また惨めな話でした。
僕がしたいのは「素晴らしい仕事」の話です!
僕らはその後、沖縄花月で前説の仕事がありました。
前説というのは、本公演の前にお客さんの前に出て、注意事項を伝えたり、拍手、声出しで盛り上げる役割です。
基本的に10分ぐらい任されることが多く、そこでフリートークなどもでき、ネタよりも芸人の技量が試される場所とも言われます。
そこでアピールするしかありません!
もちろんベトナムで仕入れた前説のトークを用意して行きました。
しかし、スタッフさんから突然のお言葉。
「前説5分でお願いします」
またですか・・・・
さらに、舞台に上がる途中で幕間から更なる指示が。
「マキでお願いします」
ほぼほぼ注意事項のみ話して終了しました・・・
やばいです。惨めな話しか出てきません。
2日目、テレビ東京の特番 「ハックツベリー」 です。
自分としては、手ごたえありでした。
「素晴らしい仕事」しました。
と言ってもテレビの世界。
結果はオンエアされなければわかりません。
5月8日(日)深夜2時35分からがオンエア。
この記事が出る頃には素晴らしいかどうか判断できているはずです・・・。
そして3日目、最後の仕事の日です。
ホテルに呼び出されました。
ネタやるのかな? トークライブ的な感じかな?
このためにフライト10時間かけてきたのかな?
到着して聞かされたイベントの内容は・・・・
「政府高官とメディア関係者のディスカッション」
堅い・・・
ものすごく堅い・・・
僕らの出番は?
「一言、名前だけお願いします…」
デジャブ?!
僕らは、ただただディスカッションの邪魔にならないように、みなさんの話に耳を傾けていました。
4日間いて、 トータル20分程 しか仕事しませんでした。
来年こそは素晴らしい仕事っぷりを皆さんにアピールすることを誓います。
目指せ、25分!
それでは、また次回。
- ちなみに、僕らが 「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」 に出品した 「ベトナムのCM」 はこちらです!