【第7回】活動を通して感じた「繋がり」

2017/05/05 08:35 JST配信

はーい!こんにちは。

早稲田大学ボランティアセンター公認の DOORS – 日越交流プロジェクト - です。

私たちは、ベトナムへ春と夏の年2回渡航しており、現地で小・中・高・大学生と 交流会 を行ったり、学習意欲があっても金銭面で助けが必要な子どもたちに、1年分の学費を 奨学金 として授与したりしています。

今回、担当しますのは京都出身なのに、 あんまりはんなりしてないとよく言われるさくら です。(どういうこっちゃねん!)

ということで、今回は 春の活動を通して感じた「繋がり」 というテーマでDOORSのベトナム現地での活動をお伝えしたいと思います。

カウンターパート、WINDOWSの存在

DOORSの活動ですが、もちろんベトナムという外国で、私たち日本人がひょこひょこと現地の小・中学校や高校に行って、交流会を行うことはできません!

共産主義国であるベトナムでは、私たちのような外国人が、公的な機関である小・中学校で交流会といったイベントを開こうとする際には、国の許可が必要になるのです。

では、一体どのようにして交流会を行うことができているのか・・・?

それは、私たちが現地で活動できるようにベトナム政府の許可を取ってくれている団体があるからなのです!

彼らの名前は、 「WINDOWS(ウィンドウズ)」 といいます。

WINDOWSは、DOORSがベトナムで活動するにおいて、いなくてはならない大切なカウンターパートです。

彼らは現地のベトナム人の社会人と大学生で構成されており、私たちDOORSと協力して現地での教育支援、交流会の運営を手伝ってくれているのです。

ごちゃごちゃ日(DOORS)と越(WINDOWS)

また、ご存知の通りベトナムの母国語はベトナム語。

現地では主にベトナム語が話されていて、小・中学生は基本的にベトナム語しか通じない状況です。

もちろん、体を動かしたり表情を使ったりしたコミュニケーションは大切だし、その方が有効な場合もあります。

しかし、日本文化を学び、体験してもらう交流会、家庭訪問、子どもたちと将来について考える会などの、複雑なコミュケーションを必要とする場では、言葉を使ったコミュニケーションが必要不可欠となってきます。

そこで!!私たちが伝えたい言葉を子どもたちに伝えてくれるのがWINDOWSです。

通訳の仕方としては、交流会では私たちDOORSが英語を話し、WINDOWSがそれをベトナム語に通訳して子どもたちに伝えてくれます。

奨学生たちと将来について考える場

With DOORS & WINDOWS

家庭訪問でも親御さんへの質問をWINDOWSが通訳してくれます

このようにWINDOWSという存在がいて、協働してくれるからこそ、私たちの現地での活動は成り立っているのです。

過酷すぎD&Wキャンプ!?

私たちDOORSとWINDOWSのメンバーは年齢もみんな近いので活動を進めていく中で、 お互いに国を越えて仲間 ができます。

現地での活動中に行うDOORS &WINDOWS キャンプではみんなで昼夜を共にし、ゲームやミッションを通して親睦をさらに深めます。

熱い!キャンプファイヤー

みんなで肩を組んでカラオケ大会(夜通しのメンバーも…)

彼らがこの自転車でベトナムのバイクだらけの大通りを横断することになるとは

誰も予想しないだろう…

みんなでミッション挑戦中にパシャリ!!

かなりハードな試練(?)もありますが、これも渡航の中で私たちにとって楽しみなイベントの一つです。

そのおかげで同年代のベトナム人の友達がたくさんでき、DOORSメンバーのSNSのページ(フェイスブックやインスタグラム)にはベトナム語の投稿が並んでいることもしばしば!

私たちがDOORSを続けていきたい理由

日本での活動、ベトナムでの活動を通して、私たちは 人と人の間に「繋がり」を作ることができる 、ということを自分たちの体で感じてきました。

私たちが現地で活動をしていく上で、DOORSの活動を共に作り上げているのはカウンターパートのWINDOWSはもちろん、DOORSの活動に協力的な校長先生、家庭訪問を受け入れてくれる親御さん、交流会に来てくれるたくさんの子どもたち、これまでのDOORSを作ってきた先輩方の想いと繋がりがあるからだと気づかされました。

経済成長率が約6%というすさまじい勢いで発展し続けている新興国ベトナム。

そんなベトナムに半年ごとに足を運ぶことで、インフラの急速な発達だったり、治安がどんどん良くなっていたりと、国として成長しているベトナムの様子を感じることができます。

また、日系企業が多く、親日国でもあるベトナムで活動することにやりがいを感じています。

今後、私たちが関わった子どもたちの中で日本に関わる子たちが出てくればいいなという気持ちでベトナムのいろんな面を見ていきながら、これからもDOORSとして関わっていきたいと思っています。

活気溢れるベンタイン市場からはまさに、成長真っ只中のベトナムを感じる

パワフルな現地のお母さんたち。子どもたちにも負けてない!?

ダラット高原の中心街はフランス領だった頃の影響が強く残っており、

私たちがイメージしていたベトナムとは違っていた

最後に、 今回よりお送りする DOORSのミニベトコーナー です!

このコーナーでは、ベトナム現地で私たちが体験した通な情報をお届けします。

王道な観光地の紹介ではなく、ローカル感満載のフレッシュなネタをどうぞ!

今回は、ベトナム人に連れて行ってもらった屋台飯です!

コムタム(c?m t?m)!!

ワンプレートに、パラパラとしたご飯、キュウリやトマトなどの野菜と甘辛いソースと絡められたポーク、もしくはビーフを堪能することができます!

おいしいのはもちろんのこと、驚きなのがそのお値段!!!

なんとこの量とクオリティーで日本円に換算しておよそ150円なんです!!!

衝撃のコストパフォーマンスですよね!

めちゃくちゃおいしく頂いちゃいました。

皆さんも是非食べてみてください!

場所は、ホーチミン1区のハイランズコーヒー デタム店のファングーラオ(Ph?m Ngũ Lão)通り側です。

ハイランズコーヒー デタム店の近くです! >>  ハイランズコーヒー デタム店

以上、今回は春の活動についてさくらがお届けしました!

次回もお楽しみに!

著者紹介
DOORS―日越交流プロジェクト―

早稲田大学平山郁夫ボランティアセンター(WAVOC)公認 DOORS―日越交流プロジェクト―

「相互理解・相互成長」を理念に、年2回ベトナム・ホーチミンの小中学校と高校で「交流」を通じた教育支援と奨学金支援をしている学生ボランティア団体。


ドンと行く!俺らのベトナム体験記
その他の記事はこちら>
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