南中部地方クアンナム省のチュライ空港はこのほど、今年第2四半期中にチュライ−ホーチミン線の運航便を週1本増便すると共に、新たにチュライ−ハノイ線を就航すると発表した。チュライ−ホーチミン線の昨年の運航回数は208回を数え、乗客約6300人と約100トンの貨物を輸送した。
クアンナム省とクアンガイ省での投資機会を探りに来る国内外のビジネスマンを中心に、開港した2005年当時に比べ、昨年の旅客数はおよそ2倍に増加した。しかし、チュライ空港を維持するための赤字補てん額は、年間10億ドン(約740万円)に上っている。