南中部フーイエン省人民委員会とシンガポールのSPケミカルズ社は3月30日、同省に石油化学工場を建設することを内容とする覚書に調印した。
それによると、同社は同省ドンホア郡ホアタム村の300ヘクタールの敷地に石油化学工場を建設し、2012年に操業を開始する計画だ。投資額は12億米ドル(約1400億円)。当初の生産能力は年間50万トンだが、フル稼働時には年間150万トンとなる。製品は主に中国へ輸出するが、国内でも販売する。また、同社は将来の生産拡大を見込んで、同省に1300ヘクタールの用地リースを要請している。