ベトナム電力グループ(EVN)のファム・レ・タイン社長はこのほど、同社が今年、中国から25億キロワット時の電力を購入する予定であることを明らかにした。中国から購入する電力は、いずれも中国と国境を接するハザン省とラオカイ省の220キロボルトの送電線、同2省およびクアンニン省の110キロボルトの送電線を通して供給される予定。
EVNはこれまでも、ラオカイ・イエンバイ・ライチャウ・ハザン・トゥエンクアン・カオバン・フート・クアンニンの北部各省に中国から購入した電力を供給しているが、他の省への送電線敷設も進めている。EVNによると、今年の電力需要は全国で670億キロワット時に上る見込み。