ベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)とロシアのザルベージュネフチ(Zarubezhneft)社との合弁会社ロスベトペトロ(RusVietpetro)はこのほど、5月中にロシア北部のネネツ自治管区で油田開発を開始することを決めた。来年末までに油田13カ所を掘削し、原油50万トンを採掘する計画で、2011年には採掘量を200万トンまで引き上げる。
ロスベトペトロは2008年7月に設立された。ペトロベトナムが51%、ザルベージュネフチが49%を出資している。今後20年間で約300カ所の油田を開発する計画。2020年までに年間原油採掘量は最大640万トンに達すると見込んでいる。