ベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)取締役会のディン・ラ・タン議長は5日、ズンクアット製油所案件(南中部クアンガイ省)の経験を踏まえ年産能力650万トン以下の製油所建設案件には今後投資しない方針を明らかにした。同社はズンクアット製油所の年産能力を現在の650万トンから1000万トンに引き上げることを計画している。
同社が進めているギーソン製油所案件(北中部タインホア省)とロンソン製油所案件(東南部バリア・ブンタウ省)もこの方針に沿って、年産能力1000万トンの製油所として建設することになる。ギーソン製油所案件は基本設計が完成した段階。ロンソン製油所案件は外国企業との合弁を交渉中。