台湾系グアンリアンスチール(広連鋼鉄)社は今月中旬にも、南中部クアンナム省ズンクアット経済区で製鉄所の建設を再開する見込みだ。同社は世界同時不況の影響を受けて、1年半以上にわたって建設を中断していた。グアンリアンスチール・ベトナム社の社長が商工省幹部との会談で明らかにした。
同社は総投資額を当初の30億米ドル(約2700億円)から将来45億米ドル(約4100億円)に引き上げる予定。製鉄所の年産能力は、第1期には300万トンだが第2期完了時には500万トンとなる。第1期の完了は2013年半ばが予定されている。