チューライソーダ生産株式会社は4月30日、南中部クアンナム省のチューライ開放経済区内のタムヒエップ工業団地で工業用ソーダ生産工場を着工した。総投資額は1億1000万米ドル(約103億円)。
この工場は面積60ヘクタールの敷地に建設され、ガラス、製紙、洗剤などの産業向けの各種工業用ソーダを生産する。年産能力は20万トン。原料は国内で産出される石灰と塩を使用する。
同社のグエン・タイ・ズン社長によると、現在ベトナムは年間50万トンのソーダを輸入しており、需要は毎年10~15%増加しているという。工場は2011年末に完成の予定。