クアンナム鉱産技術株式会社は21日、南中部クアンナム省タンビン郡のハーラム・チョドゥオック工業地区でグラスファイバー生地生産工場の操業を開始した。総投資額は160億ドン(約7000万円)。工場の年産能力は1000t。グラスファイバー生地の生産工場は国内で初めて。
グラスファイバーは繊維強化プラスチック(FRP)としてさまざまな用途で使用されており、原料となるシリカ(石英)は国内に豊富に存在する。また、グラスファイバーの国内需要は増加傾向にあるが、これまで国内で生産できないため輸入に頼っていた。2008年には約5万7500tを輸入した(うち93%は中国産)。