グエン・タン・ズン首相はこのほど、ベトナム造船工業総公社(ビナシン)の新会長にペトロベトナムグループ(PVN)のグエン・ゴック・ス副社長を任命した。
ビナシンのファム・タイン・ビン元会長が、同社の経営管理をする中で刑法の規定に違反した疑いがあるとして停職処分になったことを受け、ズン首相は7月からグエン・ホン・チュオン交通運輸次官にビナシン会長職を兼務させていた。
またビナシンは、現在までに船舶5隻を総額7500万ドル(約61億4400万円)で売却済であるほか、年末に船舶3~5隻を総額1億6000万ドル(約131億720万円)で売却する予定だという。