ホーチミン人民委員会はこのほど、同市輸出加工区・工業団地管理委員会(HEPZA)に対し、同市クチ郡ドンナム工業団地における太陽電池メーカー世界大手の米ファーストソーラー社による薄膜太陽電池生産工場建設案件向けに、同工業団地内の面積42ヘクタールを区分するよう指導した。17日付サイゴンタイムズ紙が報じた。
投資総額は12億ドル(約986億円)で、手続きが順調に完了すれば2011年年初に着工する予定。
これに先立ち、同社は2010年10月に自社ウェブサイトで、ベトナムと米国での太陽光発電プラント建設計画を発表した。両発電所ともナノソーラー社またはミアソール社の薄膜太陽電池を使用する。