ベトナム造船工業総公社(ビナシン)は19日、400億ドン(約1億4700万円)の税金を滞納していた子会社「ビナシン貿易会社」の廃業を決定した。ビナシンは、政府が承認したビナシン再建案に基づいて、一部の子会社を廃業することを決定し、今回の廃業もその一つであるという。20日付VNエクスプレスが報じた。
滞納している税金は、ビナシン貿易会社が2003年から2011年8月までに輸入した各種設備と資材の輸入関税によるもの。現在、ビナシンは財政省と税関局に対して、滞納納税に関する手続きの指導を要請している。