インド系タタ・グローバル飲料社(TATA Global Beverages)傘下のタタ・コーヒー社(TATA Coffee)は6日、東南部地方ビンズオン省の第2ベトナム・シンガポール工業団地(VSIP2)でインスタントコーヒー工場の稼働を開始した。
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タタ・コーヒーは2017年に同工場を着工した。投資総額は6550万USD(約73億円)。同工場ではフリーズドライ法でインスタントコーヒーを生産し、年産能力は5000tで、世界各国に各種製品を出荷する予定だ。
同工場で使用する原料はベトナム国内で調達する。なお、ベトナムはロブスタ種のコーヒー豆の生産量でブラジルに次いで世界第2位に立っている。