ベトナムが交渉国の1か国である東アジア地域包括的経済連携(RCEP)について、インド政府は4日夜、タイ・バンコクで開かれたRCEP首脳会議で交渉からの離脱を表明した。
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RCEPは7年前に交渉を開始し、インド、中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10か国、日本、韓国、ニュージーランド、オーストラリアの交渉国16か国が28回の会合を開いて交渉を重ねてきた。
インドの離脱は、中国に対する市場アクセスの大幅な開放の懸念が背景だ。
インドの離脱について中国の楽玉成外務次官は、「準備ができ次第、後から加わればよい」とコメントし、残る15か国で前に進んでいく姿勢を示した。2020年内の締結を目指している。