ホーチミン市上級人民裁判所は5日、同市人民委員会傘下の金・宝飾品大手であるサイゴンジュエリー(Saigon Jewelry=SJC)の元社長レ・トゥイ・ハン被告(女)の控訴審で、一審判決(2025年9月)の禁固25年から禁固21年に減刑する判決を下した。
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資産横領罪と公務執行上の職権乱用罪に問われていたハン被告が、被害回復のために115億VND(約6900万円)を追加で支払ったことや、チャリティ活動に積極的に参加したこと、革命功労者の家族であることなどが考慮された。
同被告は同社の社長という立場を悪用し、金の加工時における減耗率を実際より高く設定した虚偽の報告書を作成させるなどして金を横領した。さらに外部から調達した原料を混入させ、SJCブランドの金地金6255テール(1テール=37.5g)や金指輪1万1503テールを違法に製造・販売させた。一連の行為により国家に与えた損害額は957億VND(約5億7000万円)に上り、被告自身は735億VND(約4億4000万円)の不法利益を得ていた。
今回の控訴審では、共犯者11人に対しても禁固6か月~2年6か月の範囲でそれぞれ減刑が認められた。一審で有罪判決を受けたハン被告だが、別の不祥事への関与も浮き彫りになっている。北中部地方タインホア省警察は2026年7月、香港からのダイヤモンド密輸事件の捜査を拡大し、同社の営業部長らがハン被告の指示を受け、密輸ダイヤ約3400個について虚偽の記録を作成して正規品に見せかけ、販売していたとして、同部長らを新たに立件した。相次ぐ幹部の立件により、同社を取り巻く不祥事の全容解明が進められている。








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