地場系コングロマリット(複合企業)CTグループ(CT Group)傘下の無人航空機(UAV)開発・製造会社であるCT UAVは、最大100kgの貨物を積載できる大型輸送用UAV「CTペガス230(CT Pegas 230)」の設計を完了し、試験飛行に成功した。
![]() (C) CT UAV |
最大離陸重量は230kgで、山岳地帯や離島、メコンデルタなど、地上車両ではアクセスが困難な地域への輸送を想定して開発された。高度な機体構造や耐風性、飛行制御技術を備え、ベトナムにおける低空経済(Low-Altitude Economy=LAE)の発展基盤となることが期待される。
同機は建設・採掘現場への資材搬送や、送電線・再生可能エネルギー設備の設置支援のほか、海上施設への物資輸送にも活用が見込まれる。特に台風や豪雨の被災地では、食料や医薬品、水などの支援物資を迅速に届ける救援活動での活用が期待される。
同社は発表初日に国内顧客から135機を受注したほか、海外パートナーとの交渉も進めている。
CT UAVは、国内外に5つの工場と22のラボを擁し、機体やエンジン、バッテリーなどUAVの構成部品のほぼ全てを自社生産している。さらに、最大500kgの積載能力を持つ超大型モデルの研究開発も推進中だ。
世界の低空経済市場は2035年に7000億USD(約110兆円)規模に達すると予測されており、ベトナムにも100億USD(約1兆5600億円)規模の潜在市場があるとみられている。






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