科学技術省は、2026~2035年の「革新的スタートアップ国家プログラム」を承認する決定第3789号/QD-BKHCNを公布した。
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同プログラムは、従来の支援方式を改め、支援の重点をエコシステム内のボトルネック解消や連携促進へと移し、研究成果や知的財産権の事業化を通じて、2035年までに少なくとも500社の革新的スタートアップ企業を創出・育成することを目的としている。
法制度の整備と段階的目標の設定
同プログラムは、科学技術・イノベーションおよびデジタル転換に関する政治局決議第57号/NQ-TWや、科学技術イノベーション法、政令第265号/2025/ND-CP、政令第267号/2025/ND-CP、政府決議第86号/NQ-CPなどの関連文書に基づいて策定された。
具体的な目標として、2030年までに研究成果や知的財産権を事業化する革新的スタートアップ企業を少なくとも250社創出し、製品の試作やプロセスの確立に向けた支援を150社、規制サンドボックスによる実証実験支援を30社に提供する。
また、インキュベーション・成長段階の企業200社を支援し、このうち30%以上をハイテク・戦略的技術分野の企業とするほか、支援対象企業の30%以上で売上高や顧客数、資金調達額の増加、または海外展開を実現させる。さらに、支援に携わる専門家やファンド管理者500人を育成する。
2035年までには、創出する企業数を500社以上、試作支援を300社、規制サンドボックスによる実証実験支援を60社、インキュベーション支援を400社へと拡大し、専門家なども1000人に拡充する方針だ。
具体的な施策と実施体制
同プログラムでは、技術設計や生産ラインの整備、技術文書の標準化、新製品の試作、品質評価・認証、さらに技術の購入や知的財産権の保護・活用に至るまで、包括的な支援を実施する。
資金面では、国家予算の科学技術事業費を活用するとともに、民間企業や国内外の組織からの適法な資金調達を推進する。
実施は国家技術革新基金(NATIF)が担い、科学技術省傘下の起業・技術企業局など関係機関と連携して事業を推進する。
なお、調査会社スタートアップブリンク(StartupBlink)が発表した「グローバルスタートアップエコシステムインデックス(Global Startup Ecosystem Index)」2026年版によると、ベトナムは世界100か国・地域中50位に位置している。
現在、ベトナム国内には約4000社のスタートアップ企業が存在するほか、208の投資ファンド、84か所のインキュベーター、20か所以上の国家・地方レベルのスタートアップ支援センターが形成されており、今回の国家プログラムを通じてエコシステム全体の質的向上と拡大が期待されている。






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