- 越産パッションフルーツを豪へ輸出
- 豪産プラムを越へ輸出
- パッションフルーツ栽培面積1.2万ha超
農業農村開発省傘下の植物保護局は9日、在ベトナム・オーストラリア大使館とともに、ベトナム産パッションフルーツのオーストラリア輸出と、オーストラリア産プラムのベトナム輸出許可について発表する式典を開いた。
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パッションフルーツは、マンゴー、ライチ、リュウガン、ドラゴンフルーツに続いて、オーストラリアへの正式な輸出が許可された5種類目の果物となった。
熱帯で採れる果物に大きな潜在力を持つベトナムだが、現在、ベトナム産果物は60か国超に輸出されている。パッションフルーツは、生鮮・冷凍のほか、ジュースなどの形を含めて20か国に輸出されている。
ベトナムのパッションフルーツ栽培面積は1万2000ha超で、特に北部山岳地帯で拡大傾向にあるほか、南中部高原地方でも関心が高い。
ベトナムは近年、パッションフルーツの品質向上に力を入れ、トレーサビリティを確保する取り組みを行っている。植物保護局は今後、輸入国が設定する要件をクリアできるような生産を行うよう栽培地域と農家に指導し、パッションフルーツ製品の利点をさらに引き出したい考えだ。
今後、両国は引き続き、ベトナム産ザボンとオーストラリア産ブルーベリーの輸出に向けた作業を進める予定。