- 配車運転手の電動バイクへの移行を支援
- 1台最大400万VND(約2.4万円)の購入支援
- 電動二輪車の持続可能なエコシステム構築
シンガポール系グラブ(Grab)の現地法人グラブベトナム(Grab Vietnam)は3日、配車サービスに従事する運転手(パートナー)の電動バイクへの移行を支援するため、中国の電動二輪車トップメーカーである雅迪集団(ヤディア・グループ・ホールディングス=Yadea Group)傘下のヤディア・ベトナム(Yadea Vietnam)と協力覚書(MOU)を締結した。
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運転手への直接的な資金支援と優遇措置
今回の提携の目玉となるのは、運転手に対する直接的な資金支援だ。運転手は、テクノロジーを活用した配車サービスの運行条件に適したヤディア製電動バイクを購入する際、1台あたり最大400万VND(約2万4000円)の支援を受けることができる。
また、ヤディアはグラブの運転手向けに有利な販売方針を適用することを検討するほか、保証やメンテナンス、車両故障時の救助サービスにおいても優先的なメカニズムを構築する。
インフラ整備とエコシステム構築での協力
両社は車両の提供にとどまらず、電動二輪車の持続可能なエコシステムの構築にも注力する。具体的には、ヤディアが展開または連携するバッテリー交換ステーションや修理・保証施設の場所をグラブのシステム上に統合し、運転手がサービスに素早くアクセスできるよう協議を進める。
さらに、車両の製造元やレンタル会社、充電・バッテリー交換インフラの提供企業などの第三者とも連携を深め、運転手向けの包括的な優遇パッケージの開発を目指す方針だ。
環境負荷低減と製品改善の推進
グラブ・ベトナムのマー・トゥアン・チョン最高経営責任者(CEO)は、エコシステム内の関係者との緊密な協力がグリーン移行を成功させる鍵になると強調し、今回の提携が運転手の生計維持と環境負荷低減の両立を後押しするものだと評価した。
一方のヤディアは、運転手の実際のニーズをヒアリングし、ベトナムでの配車サービスの運行に最適化された製品の機能改善に活用していく。ヤディア・ベトナムのリウ・ジア社長も、政府やパートナーと協力して新エネルギー交通産業の発展を促進したいと語った。
ヤディア、ベトナムでの生産体制を強化
2001年に設立されたヤディアは、2017年から2025年まで9年連続で電動二輪車の販売台数で世界トップを維持している。
同社はベトナム市場での事業拡大を加速させており、3月1日には北部地方バクニン省のタンフン工業団地で、第1期投資額1億USD(約157億円)のスマート工場モデルの新たな電動二輪車生産工場を竣工し、都市向けの新型高級電動バイク「オスタ(Osta)」をお披露目したばかりだ。
同社はこのほか、2019年から同省クアンチャウ工業団地に別の電動二輪車生産工場を展開している。
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