ハノイで「空飛ぶタクシー」実証実験へ、市当局と地場企業が協力

2026/09/29 04:34 ICT配信

 ハノイ市科学技術局と地場投資・テクノロジー企業のフンベト(Hung Viet)は28日、同市における低空経済(Low-Altitude Economy=LAE)の開発モデルの構築に向け、自動操縦型の「空飛ぶタクシー」を用いた実証実験(サンドボックス)に関する協力合意を締結した。

(C) Sở Khoa học & Công nghệ Hà Nội
(C) Sở Khoa học & Công nghệ Hà Nội

 中国の無人航空機(UAV)開発企業であるイーハン(EHang=億航智能)の自動操縦機「EH216-S」を旅客・貨物輸送に活用することを目指す。

 合意に基づき、両者はハノイ市ホアラックハイテクパーク(HHTP)において、「EH216-S」の試験飛行に加え、ドローンなどのUAVの交通管理モデルや運航管理センター(OCC)の運営モデルの構築を4段階に分けて進める。

 また、UAVの運用技術研修の実施や、電動垂直離着陸機(eVTOL)の運航管理センターの開設、人材育成、飛行安全基準の策定、技術移転を推進し、段階的な技術習得を図る方針だ。

 フンベトは10月から、実証実験に必要な資金・技術・人材を投入し、申請書類も整備する。

 なお、実証実験の開始にはハノイ市人民委員会の承認が必要となる。協力合意の署名式に出席したハノイ市人民委員会のチュオン・ベト・ズン副主席は、この取り組みは前例のない試みであり、インフラ整備や人材育成、航空技術の発展を促進すると同時に、都市部の交通渋滞緩和にも寄与する新たな経済成長の原動力になると期待を表明した。


© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 南中部沿岸地方ビンディン省人民委員会はこのほど、交通運輸省に対し、ビンディン省で運行する「空飛ぶ...
 19日朝、ハノイ市内を流れるトーリック川にかかるT11橋は多くの野次馬でごった返した。まるで空を飛ん...

新着ニュース一覧

 ハノイ市科学技術局と地場投資・テクノロジー企業のフンベト(Hung Viet)は28日、同市における低空経済(...
 2026年の中秋節(旧暦8月15日=新暦9月25日)のシーズンに、ベトナムの電子商取引(eコマース=EC)市場で...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部地方ダナン市は、同市グーハインソン街区(phường Ngũ Hành Sơn、旧グ...
 医師のレ・タイン・ドーさん(男性・81歳)は、過去21年間にわたり、集合住宅にある自宅を工房に改装し、...
 世界経済フォーラム(WEF)が発表した「2026年版旅行・観光開発指数(The Travel & Tourism Development I...
 ベトナムの越境QRコード決済システム「VietQRGlobal」が日本、インド、マレーシアの3か国へ拡大する見...
 神奈川県と公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)は11月1日、ハノイ市に「ハノイ・神奈川経済貿易事...
 素材・化学分野に特化した投資活動を行うユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社(UMI、東...
 河合塾グループの持株会社である株式会社KJホールディングス(東京都新宿区)は、ベトナムを中心とした東...
 米国貿易開発庁(USTDA)は、ホーチミン市における総面積300haの集中型デジタルテクノロジー団地「スタビ...
 ハノイ市で24日午後、グエン・チュオン・タン国防次官(上将)と北朝鮮のリョ・チョルウン国防次官(上将)...
 東急株式会社(東京都渋谷区)とホーチミン市人民委員会傘下の工業団地開発大手
 ハノイ市のハノイ工科大学(HUST)で18日、「越日スペース(Vietnam-Japan Space)」の開設・竣工式典が開...
 ローコードソフトウェア開発を強みとするNTT e-MOI(ハノイ市)、携帯通信大手ベトナム郵便通信グループ(...
トップページに戻る