南中部カインホア省人民委員会はこのほど、同省での「2010年ミス・ワールド世界大会」の開催を辞退するとの公文書を政府に提出した。同省幹部は、この世界大会の開催では省予算を使わないことが前提になっており、共催者のRAAS社が撤退した今、開催辞退は当然の結果だとしている。
その一方でカインホア省人民委は、今年中の「第2回ミス・ベトナム・ワールドコンテスト」と「ミス・アース世界大会」のニャチャン市での開催許可を文化スポーツ観光省に申請している。またRAAS社は、今年はあきらめたメコンデルタ地方ティエンザン省でのミス・ワールド世界大会の開催を2011年または2012年に実現したいとしている。