5月14日から25日にかけてフランスのカンヌで開催される第72回カンヌ国際映画祭に、ベトナム人若手監督が手掛けた短編映画「Hay Tinh Thuc Va San Sang(Stay Awake, Be Ready)」が出品される。
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「Hay Tinh Thuc Va San Sang」は、1989年生まれのファム・ティエン・アン(Pham Thien An)監督が手掛けたもの。監督週間に出品され、他の短編映画9本とともにイリー短編映画賞を狙う。
アン監督は「カンヌ映画祭に出品するということは、私だけでなく多くの映画制作者の夢でもある。カンヌの大スクリーンで自分の映画が上映されるのをどきどきしながら待っている」とコメントした。
アン監督は2014年開催の「48 Hour Film Project(48 HFP)」で第2位に立ったことがあるほか、2018年には短編映画「Cam Lang(The Mute)」がパームスプリングス国際短編映画祭で上映され、さらにスイスのヴィンタートゥールやフィンランドのタンペレ、香港など約15の映画祭にも出品された。