5月にフランスのカンヌで開催された第75回カンヌ国際映画祭で、最優秀男優賞とエキュメニカル審査員賞をダブル受賞した、是枝裕和監督による韓国映画「ベイビー・ブローカー(越題:Nguoi Moi Gioi)」が、6月24日にベトナムで公開される。
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また、同じく第75回カンヌ国際映画祭でパク・チャヌク監督が最優秀監督賞を受賞した「Decision To Leave(越題:Quyet Tam Chia Tay)」が、7月15日にベトナムで公開される。
「ベイビー・ブローカー」は、是枝監督が監督と脚本を手掛けた初の韓国製作かつ韓国語作品。カンヌ国際映画祭では、主演のソン・ガンホが最優秀男優賞を受賞し、また同作品はキリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に贈られるエキュメニカル審査員賞を受賞した。
日本では、「ベイビー・ブローカー」はベトナムと同じ6月24日に、「Decision To Leave」は2023年に日本で公開される予定。
なお、第75回カンヌ国際映画祭では、ベトナム人のマイ・ブー(Mai Vu)監督が手掛けた9分間の短編ストップモーション・アニメーション映画「Spring Roll Dream」が、女性監督が短編映画を通じて創造的な志を追求することを奨励する「Lights On Women Award」を受賞した。「Spring Roll Dream」については、ベトナムで上映されるかどうかは明らかになっていない。