5月8日から19日にかけてフランス・カンヌで開催されている第71回カンヌ国際映画祭に、ベトナム人女優が手掛けた映画「Guong mat thien than(英題:Angel Face)」を含むベトナム映画2本が出品されている。
「Guong mat thien than」は、女優のリー・ニャー・キー(Ly Nha Ky)と監督のバネッサ・フィロ(Vanessa Filho)、フランスの制作プロダクション2社が手掛けたもの。ナイトクラブである人と出会ってから一晩中遊び歩くようになり、8歳の娘を見捨てた孤独な母親を描いた物語だ。
このほか、ブイ・タック・チュエン(Bui Thac Chuyen)氏が監督を務めた「Tan tro ruc ro(Glorious Ashes)」も、カンヌ映画祭の関連財団「ラ・シネフォンダシオン(La Cinefondation)」が映画界の若き才能を発掘するために設けた「アトリエ(Atelier)」部門に出品される。