ベトナムの新サーカス「A O Lang Pho(アー・オー・ラン・フォー)」がこのほど、オーストラリアのシドニー・オペラハウスで初めて上演された。ベトナムの芸術プログラムがシドニー・オペラハウスで上演されたのはこれが初めて。
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今回の公演は、5月24日から6月15日にかけてシドニーで開催された光の祭典「ビビッド・シドニー2019(Vivid Sydney 2019)」のイベントの一部。
「アー・オー・ラン・フォー」では、伝統の⽵細⼯を駆使したパフォーマンスや伝統楽器の演奏も取り入れながら、ベトナムの素朴な⽣活や⽂化をシルク(サーカス)、アクロバット、ダンス、音楽で表現している。
日本でも2018年に「A O Show(アー・オー・ショー)」として日本に初上陸し、日越外交関係樹立45周年記念事業に認定された。
「アー・オー・ショー」は2013年にホーチミン市で初めて上演された。現在は「アー・オー・ショー」や「ザ・ミスト」などの作品がベトナム国内で上演されているほか、これまでに世界17か国の52都市で公演が行われ、ベトナム発のエンターテインメントとして絶賛されている。