保健省によると、年初から9月25日までに全国で5万6100人がデング熱にかかり、うち52人が死亡している。1~6月上旬のデング熱患者は1万2000人、死者は11人だったので、この3カ月間に急増したことになる。前年同期より患者数が増加しているのは、カマウ省(メコンデルタ地方)、ビンフオック省(東南部)、ゲアン省(北中部)、ラムドン省(中部高原地方)、ホーチミン市など、全国の13省・中央直轄市にわたっている。特にホーチミン市では患者数が9300人近くに達し、前年同期に比べ74%も増加しているという。