ハノイ市人民委員会のグエン・バン・コイ副主席はこのほど、市内バス全路線でのバスICカードの導入を決定し、2012年の利用開始を目指すよう、同市交通運輸局に要請した。20日付ラオドン紙(電子版)が報じた。
同市交通管理センターによると、バスICカードは偽造が難しく、これまで困難だった正確な乗客数の把握、乗客数のデータ管理・保管などが可能となり、営業効率の向上に大きく寄与するという。
なお、同市では2008年から、ニョン~ザップバット区間でバスICカードを試験的に導入しているが、対象路線を1路線のみに限定していたため、利用者数が少なかった。