- クラウドネイティブなオープンRAN展開
- オープンRANの商用化へ技術的な検証実施
- 楽天モバイルもプロジェクトに参画
革新的なモバイルネットワーク技術を用いた通信プラットフォーム事業をグローバルに展開する楽天シンフォニー株式会社(東京都世田谷区)とベトナムの携帯通信大手モビフォン(Mobifone)は、第4世代移動通信システム(4G)と第5世代移動通信システム(5G)のクラウドネイティブなオープン無線アクセスネットワーク(オープンRAN=Open RAN)のベトナム国内での展開に向けた覚書を締結した。
![]() (C) 楽天シンフォニー |
モビフォンは合意に基づき、オープンRAN技術をモバイルネットワーク拡張のための実行可能かつ効率的なソリューションとして、ベトナム国内におけるオープンRANの商用化に向けた技術的な検証を実施する。
楽天シンフォニーは同プロジェクトで、仮想化オープンRANネットワーク構築の知見や商用ネットワークにおけるオープンRANソリューションを提供する。また、モビフォンは、オープンRANの商用化に向けて基地局とコアネットワーク設備を確保し、技術的な検証を推進する。
なお、楽天モバイル株式会社(東京都世田谷区)は、楽天シンフォニーと協力して同プロジェクトに参画し、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO、神奈川県川崎市)の助成事業「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の成果であるO-RANインテグレーション基盤技術を適用する。